加湿器を選ぶとき、性能やサイズと並んで「電気代」は気になるポイントです。特にスチーム式はしっかり加湿できる反面、消費電力が高くなりがち…。そんな中で注目されているのが、象印のEE-DE35。小型ながらスチーム式の衛生的な加湿を実現しつつ、消費電力や本体サイズも抑えた省エネモデルです。
この記事では、EE-DE35の特長や電気代、実際にどんな人に向いているのかを詳しくレビューします。
EE-DE35の基本スペックと特徴
コンパクトサイズで使いやすい設計
EE-DE35は象印スチーム式加湿器シリーズの中で最も小型な家庭用モデルです。タンク容量は2.2L、適用床面積は木造で約6畳、プレハブ洋室で約10畳。寝室や一人暮らしの部屋など、省スペースに最適なサイズ感です。
持ち運びしやすい取っ手や、フタのワンタッチ開閉など、ユーザー目線での使いやすさも高評価ポイント。
スチーム式だからこその清潔加湿
沸騰させた蒸気を使って加湿するスチーム式は、雑菌の心配が少ないのが特長。EE-DE35も約100℃まで加熱して加湿するため、赤ちゃんや高齢者のいる家庭でも安心して使えます。
さらに、チャイルドロックや転倒時の湯漏れ防止構造も備えており、安全面も万全です。
シンプル操作&必要十分な機能
操作パネルはシンプルで直感的。入・切タイマー、自動加湿制御、「湯沸かしセーブモード」など必要な機能はしっかり搭載されており、使い勝手にも優れています。
電気代はどれくらい?1ヶ月の目安と節電ポイント
1時間あたりの電気代と1ヶ月の目安
EE-DE35の消費電力は約305W。1kWhあたり31円と仮定すると、1時間で約9.5円。
1日8時間の使用で約76円、30日間使っても約2,280円に収まります。スチーム式加湿器としては非常に省エネなモデルです。
▶ 他のモデルとの消費電力の違いは、象印 EE-DE50と他モデルの違いは?EE-DE35・EE-TA60・EE-RT50を徹底比較!で解説しています。
湯沸かしセーブモードでさらに節電
加熱時のエネルギー消費を抑える「湯沸かしセーブモード」を活用することで、特に冬場の節電効果が期待できます。湯沸かしの時間が短縮され、加湿開始までの待ち時間も短くなるため、実用性も向上します。
加湿量と電気代のバランスが良い
最大加湿量は約300ml/hと、小型ながら必要十分な能力。6畳程度の部屋ならしっかり潤しつつ、電気代も抑えられる、非常にバランスのとれたモデルです。
EE-DE35はどんな人に向いている?
寝室や一人暮らしにぴったり
場所を取らず、静音性も高いEE-DE35は寝室やワンルームマンションでの使用におすすめ。操作もシンプルで、寝る前のタイマー設定なども便利に使えます。
小さなお子さんがいる家庭
衛生的で安全機能が充実しているため、赤ちゃんや小さなお子さんがいる家庭にも最適。お手入れも簡単で、忙しいママ・パパにも扱いやすい加湿器です。
清潔+省エネを両立したい人
雑菌を気にせず清潔に加湿したい、でも電気代も抑えたい…というニーズに、EE-DE35はぴったりです。長時間使っても電気代の負担が少なく、安心して使い続けられます。
まとめ|EE-DE35は小型・省エネ・衛生性を兼ね備えた優秀モデル
EE-DE35は、象印スチーム式加湿器の中でも「小型&電気代控えめ」のバランス型モデル。設置場所を選ばず、清潔な加湿と節電を両立したい方にぴったりです。
特に以下のような方におすすめ:
- 寝室・6畳程度の部屋で使いたい
- 赤ちゃんや子どものいる家庭で安心して使いたい
- スチーム式の清潔さを求めつつ、電気代も抑えたい
▶ DE50など他モデルとの違いは、象印 EE-DE50と他モデルの違いは?EE-DE35・EE-TA60・EE-RT50を徹底比較!で詳しく比較しています。