象印のスチーム式加湿器シリーズの中でも、より「高性能」な機能を備えたモデルがEE-TA60です。加湿性能だけでなく、湿度センサーによる自動コントロールや、視認性の高いデジタル表示など、上位モデルらしい使いやすさが光ります。
この記事では、EE-TA60の主な機能、電気代の目安、DE50やDE35との違い、どんな人におすすめかを詳しくレビューしていきます。
EE-TA60の特長とスペック
シリーズ唯一のデジタル湿度表示つきモデル
EE-TA60は象印の加湿器シリーズの中で唯一、デジタル湿度表示機能を備えたモデルです。現在の室内湿度が一目で確認できるため、「加湿しすぎ」「足りていない」といった不安を解消。細やかな湿度管理が求められる家庭や医療・受験シーズンにも重宝します。
「自動加湿モード」で空気を最適に保つ
加湿モードは「しっかり」「標準」「ひかえめ」の3段階に加えて、おまかせ自動運転モードも搭載。湿度センサーが室内の状態を感知し、最適な加湿量に自動調整してくれます。これにより、過加湿や無駄な電力消費を防ぐ効果も期待できます。
容量たっぷりで長時間加湿が可能
タンク容量は4.0Lと大容量。最大加湿時間は約8時間〜27時間(モードにより変動)。DE35やDE50と比べても、補給回数が少なく済むため、長時間運転にぴったりなモデルです。
EE-TA60の電気代とランニングコスト
消費電力と1時間あたりの電気代
EE-TA60の最大消費電力は985Wと、DE35(305W)やDE50(410W)に比べて高め。ただし、自動運転モードでは出力を抑えるため、常時フル稼働しない限り、月額コストは抑えられます。
1kWh=31円で計算すると、1時間あたりの最大電気代は約30円。標準モードや「湯沸かしセーブモード」使用時にはそれ以下に抑えられます。
湿度管理による節電効果も
「おまかせ自動運転」によって、過加湿を防ぎつつ、必要な分だけ加湿することで電力の無駄をカットできます。設定湿度を安定させることができるため、電気代と快適性を両立させたい人に向いています。
大容量+パワフル加湿=コストに納得
電気代だけで見るとDE35やDE50に比べて高めですが、性能と利便性を含めた総合コストで考えると、非常に合理的なモデルです。特に複数人が同じ空間で過ごすような環境では、TA60のパワーが活きます。
どんな人にEE-TA60がおすすめ?
湿度コントロールを重視したい人
受験生や体調管理に敏感な方、またペットを飼っている家庭では「今の湿度が見える」という安心感が大きな価値になります。EE-TA60は数字で把握・調整ができる点で、他モデルより一歩進んだ加湿器と言えるでしょう。
長時間使いたい家庭
タンク容量が大きく、夜間や外出中の連続運転に強いため、在宅ワーク・受験勉強・冬季の就寝時など、長時間使う環境に最適です。加湿不足に気づかず放置するリスクも減らせます。
より上位モデルを求めるユーザー
DE35やDE50では物足りない人、湿度表示・自動制御・容量すべてが揃ったモデルを探している人にとって、EE-TA60はフラッグシップに近い性能をもつ加湿器です。
まとめ|EE-TA60は「加湿+湿度管理」までこだわりたい人向け
EE-TA60は、象印のスチーム式加湿器の中でも高性能かつ利便性が高い上位モデル。湿度の可視化や自動制御、長時間運転など、細かいニーズにもしっかり応えてくれる1台です。
こんな方におすすめ:
- 室内の湿度をしっかり把握・管理したい人
- 赤ちゃん・ペット・受験生など、湿度管理が重要な環境
- 少し価格が上がっても、高機能モデルを選びたい人
▶ EE-DE35やEE-DE50との比較が気になる方は、象印 EE-DE50と他モデルの違いは?EE-DE35・EE-TA60・EE-RT50を徹底比較!もご覧ください。